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形ではない、型としての標準を目指して

 QCon Tokyo 2010(2010年4月19日)での講演『ユーザー企業における標準化のあり方 - 形ではない、型としての標準を目指して』の資料を上げておきます。

 Agile Japanのものにアーキテクチャ要素を足したものになります。あわせて、まとめなどの書き方が少し変わっています。また、今回は「形ではない、型としての標準 」という言葉を使いました。

 23ページ目を補足。ケント・ベックがXP本に書いたハンドルの逸話は有名でしょう。

母を横に乗せ,ハンドルを握り... 最初はうまく行きました.でも, ちょっと油断した瞬間,車は車道を外れて砂利に突っ込んでしまいました. 母は車を道に戻すと,初めて運転とは何かを教えてくれました.

「運転で大切なのは,車を正しい方向に進めることじゃないのよ.大切 なのは,常に注意を払って細かく左右に方向修正していくことなの.」

 この話で忘れてはいけないのは、細かく左右に調整することに車が反応していることです。僕はこの「車の足回り」がアーキテクチャにあたると考えています。アジャイルで成功した事例を聞いていると、多くの場合(というか、ほとんど)アーキテクチャ設計がうまくいっており漸進的な開発に耐えることができるようになっています。アジャイルはプロセスだけがあってもだめで、その細やかなコントロールに対応するだけのアーキテクチャが必要なのです。

 なお、アーキテクチャ標準の8つの特性と11個の構成要素はある企業の事例なので、なにかの推奨ではありません。ただ、特性で捉えるということと構成要素で捉えるというのをマトリクスとして利用するのは分かりやすい手法だと思います。


 残念ながら会場にあまりいられずフィードバックが得られなかったので、コメントやTweetを頂けるとありがたいです。

 

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2010年04月19日 23:54に投稿されたエントリーのページです。

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