藤本荘介さん初のコンセプトブック「藤本壮介|原初的な未来の建築 (現代建築家コンセプト・シリーズ 1)」。いいなぁ、やっぱり。
五十嵐太郎さんの文章から。
(藤本さんを含めた70年代生まれの建築家は)まわりの敷地を説明してから建築を組み立てることよりも、ストレートに新しい建築の原理そのものをつかみだそうとしている。そして光の見え方や複数の人の関係性など、固有の場において生起する現象の経験に大きな興味を持つ。
藤本さんの模型を見ていて感じた「この建物は元々ここにあったんだな」という"重さ"は、単純に外部環境に適応しているのではなく、そこにあるべき人の関係性に対して建物が存在すべきという"重さ"だったと思います。
環境に影響されるのは人そのものであり、環境と人との間にある建物という存在は、人の原初的な感覚を通じて環境(世界)をインターフェースする。そこに、とても本能的な楽しさがある。
ITも同じような存在になれると思います。ただ、いま情報に対する「原初的な感覚」を持ち合わせている人が少ないだけ。世界中で、その感覚を養う努力を続けています。MTを、mixiを、Twitterを、ニコ動を、Facebookを、初めて*触った*時の感覚。人の関係性がインターフェースされた感覚。
うん、世界だけじゃない。人の関係性という、大切で、メンドウで、楽しくて、つまらないものを、なんとかインターフェースしたいんだろうな。それがインターネットの可能性。
藤井さん@SUNがSFで開催されているWeb2.0 EXPOからばちっと取り出しています。
印象に残ったのはこのStatementです。"Web 2.0 is about finding meaning in user-generated data. and turning that meaning into real-time user-facing services"つまり既存の企業においても保持しているデータがどのような意味をもつのか理解すれば、Web2.0 的な、新たなサービスを提供することができるできるということです。これは再認識すべきことですね。
今回のKeynoteでこの他に強調されていたことは、Cloud Computingを意識したEnterprise のMashupと、Mobile, Sensorなどを使ったAmbient Computing(新語ですねぇ)です。
「Web 2.0とは、ユーザーが作り出したデータの意味を見つけ、ユーザーがまさに触れるサービスに変換することである」(超訳)
Ambient Computing、良い言葉じゃないですかね(流行はしないと思うけどw)。
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