こちらで募集した「デザイン思考の仕事術ワークショップ」を開催しました。
棚橋さんの「ペルソナやシナリオを身につけるためのワークショップの要望ってありますか?」というのを読んでから、チャンスがあれば絶対にやろうと思っていたのですが、そんなときにpapandaさんが「デザイン思考」とつぶやいたのに乗じて企画をし、無事に開催することができました。
メンバーはエンジニア中心で、数人は顔見知りとはいえ、ペルソナやシナリオのきちんとした経験があるわけでもない。この状況で本当にうまくいくかどうか心配だったのですが、どうにか終わらせることができました。まぁ、メンバーにスキルかがあるかどうかが大事ではなくて、場に飛び込んで、ともかく発言していくっていうことが良い、ということでしょうか。
棚橋さんも「ハレの時間(とあるワークショップの感想を兼ねて)」にて、
時計の時間ではなく、いまを生きること。これをやればどうなるという将来のために、いまを犠牲にするのではなく、とにかくいま目の前にあるものに対峙して、それに自分の身体を使って応答すること。
そうでなくてはいまは刻々と過ぎ去っていってしまいます。
いまに何の傷跡も残さないまま、時計の針だけがどんどん進んでいってしまいます。日常のケの時間であればそれでもよいのかもしれません。
ただ、稀にしかあらわれないマレビトが、ありがたく(有り難く)あらわれたそのいまにおいて、一期一会の宴の場で体面を気にして歌い舞うことを躊躇しているのはもったいない。
宴の場のハレの時間で恥や外聞を気にして何もできずに終わったら、それこそ、日常のケの時間に持ち帰れるものが何もない状態になってしまうでしょう。
と感想を書かれています。
このワークショップでは、ともかく最初から"場に身をゆだねる"空気があって自然に実践プロセスに入って行けたのが良かったです。開催前にMLで自己紹介したり、アジェンダの作成プロセスに参加してもらったりしたのも良かったのかもと思いつつ。棚橋さんの講義にしても、あまりかっちりと完成されていない感じがあって、気軽に、でも真剣に場に飛び込んで行けた。
ワークショップは参加者の皆さんと生成するものですが、今回は、これがよく分かりました。
僕自身の学びを少し。
・KJ法が深い。深すぎる
KJ法って「ポストイットで貼ってグルーピングする」ぐらいの理解しかなかったのですが、もっと全然深い!要素を張り出した後の統合作業がたいへん。要素数が、最初は100以上あるわけで当然ながら一覧なんかできません。それを端から寄せてラベルを付けていくのを階層的に行っていく。統合を行いながら、要素同士の関係を作っていくプロセスは非常に体力いります。まだまだ、使いこなせていませんがツールとしての奥深さを感じる良い機会になりました。
・みんなで会話するほどアイデアは出る
あらゆるプロセスで、ともかく会話からアイデアが創発されてくる。横道に逸れきらないレベルで会話を弾ませていって、お互いにキャッチボールすると、うまい具合にアイデアが繋がっていきいます。やっぱり一人で考えているだけだとダメだなと改めて実感。ファシリテーションって、誰か一人がファシリテーターをやると言うよりも、個人がちょっとづつ場を促進するという気持ちを持つだけで十分なんですよね。
さて、少しだけですが写真を撮りましたので載せておきます。
A班とB班に分かれて、最初にワークモデルを作成

与えられたインタビューから抽出してます

2人目のワークモデルを作成

KJ法で書き出した要素を壁にぺたぺたと貼っていきます

KJ法の統合作業中。なかなか悩ましい。ちなみに左側が棚橋さん

なんとかかんとか統合完了。本当はもっと絞りたい

そこからペルソナ作成

続いてシナリオ

戦いの後

最後にペルソナとシナリオの発表

