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SOAフォーラム(5/26)特別講演 「Web2.0から学ぶSOAの本質」

 お知らせです。日経BP様にお招きいただいて、5月26日(金)に目黒雅叙園で開催されますSOAフォーラム2006にて特別講演(16:45~17:30)を行なうことになりました。

 えー、たいへん立派なフォーラムです。ガートナー、IBM、アクセンチュアから始まり、日立製作所、NEC、富士通、オラクル。ユーザー事例は住友信託にオリンパス。もう1つの特別講演はOASIS日本代表。

 よく僕をキャスティングしたなと思いつつも、技術論とは違うレイヤーでWeb2.0とSOAに関する話をしたいと思います。というわけで、講演名は固めに「Web2.0から学ぶSOAの本質」にしました。概要は以下の通りです。

 「Web2.0とSOAは違うのでしょうか。実はWeb2.0が持つユーザー中心の文化こそSOAが学ぶべき本質ではないでしょうか。いくつかのデモを通じてその点を明らかにしていきます。」


 話す内容はいつもと同じです。技術的な説明を省くぐらいでしょうか。

 Web2.0とSOAは文化が大きく違う。Web2.0はロングテールでマッシュアップで集団知で低価格(デモ)。SOAでベンダーのメッセージは「非依存にするから依存しろ」で高価格。

 一方でWeb2.0とSOAの技術コンセプトは「サービス(インターフェース、WebAPI)を仲立ちにする」という点で同じ。もちろん接続可能(デモ)。

 なぜSOAは技術主導なのか。Web2.0の「ユーザーの創造性を活用する」という文化こそ、SOAが学ぶべき本質であろう。この文化は間違いなくエンタープライズ・アプリケーションでも重要だからだ。

 ユーザは「システムを使う人」から「サービスを利用してシステムを共に創る人」になっていく。そして、システム開発そのものが変わっていく(いろいろ問題もあるけどね)。


 裏の目標は、日経BP主催でスポンサーがいながらも、フリーランスの立場をいかしたベンダー批判をどこまで展開できるかということでしょうか。しかも、最後なので、コンサルやベンダーのSOA論を引用できるというおいしいポジション!これは、やるしかありません(何をw)。

 来場されるのはユーザー企業の情報システム部とかSIer企業の課長さんとかでしょうか。このブログを読んでいるような人は少ないとは思いますが、興味があれば申し込み、あるいはどなたかに紹介いただければと思います。

日 時2006年5月26日(金)  9:30~17:30(予定)
会 場目黒雅叙園
受講料無料(事前登録制、定員になり次第締切)
定 員400名(セッション分割後は200名×2トラック)
主 催日経BPセミナー事業センター

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» フリーランスの立場をいかしたベンダー批判 送信元 ヤドカリデンキ商会(第一倉庫)
すごく期待しています>アークランプさん 裏の目標は、日経BP主催でスポンサーがいながらも、フリーランスの立場をいかしたベンダー批判をどこまで展開できるかということでしょうか。しかも、最後なので、コンサルやベンダーのSOA論を引用できるというおいしいポジショギ.. [詳しくはこちら]

コメント (16)

SW:

をを、すごいすごい、行けそうなら御邪魔いたします。

昨日の話も是非是非。

SW:

しまった、その日NILSだ・・・・

おぉ、もしやNew Industry Leaders Summitですね!?って、SWさんモデレーターやるのでは(w。
いいなぁ、楽しそうだなぁ。行きたいけど門外漢な気もするです。

K.Nakagome:

SOAということばを提唱したガートナーは
・SOAの本質を理解していないと思いますか?
・SOAを一人歩きさせると思いますか?
・Web2.0ブームを放っておくと思いますか?

Web2.0の要素を取り入れた概念をSOAのサブセットとして定義しています(昨年末)。
WOA (Web-Oriented Architectures)です。
http://blog.gartner.com/blog/index.php?catid=31&blogid=9

もっとも、私は大分後になってこれで知ったのですが
http://blogs.zdnet.com/Hinchcliffe/?p=27

K.Nakagome:

http://www.flickr.com/photo_zoom.gne?id=114930687&size=o
Gartnerにあまりよい印象はありません。
Gartnerのあるチーフ・アナリストは私と同じアパートに住んでいます。
私の2倍は仕事をしているようですが、10倍は稼いでいるようです。
実は、単なる嫉みに過ぎなかったりします。

Nakagomeさん、コメントありがとうございます。

"Web-Oriented Architectures"ですか、なるほど。

Gartnerは名づけが上手ですね。Web2.0を技術的に説明する言葉としては良いのではないでしょうか。Web2.0がSOAのエントリとして有効であるというのは、特に反論しません。

ですがWeb2.0は、ただの"シンプルなSOA"なのでしょうか?僕には、それ以上にいろいろな示唆が含まれている気がしています。

K.Nakagome:

Nakagomeです。

> Web2.0は、ただの"シンプルなSOA"なのでしょうか?
そうではないと思いますし、先のポストでご紹介したGatnerのブログもそうは言っていないと思います。
「Web2の要素を取り入れたシンプルなService Orientationのプラクティス、それをWOAと呼ぼう」ということではないでしょうか。

PCやWebが台頭してきたとき、メインフレーマを中心としたエンタープライズ陣営はそれらを気の利いたおもちゃ、もしくは趣味の道具とみなしていました。昨今、彼等がWeb2.0に関心を寄せるのは「流石に、三度繰り返すことはしませんよ」という気概の表れではないでしょうか。
しかしながら、彼等の論調は、それまで自分たちがやってきた流れに相手を取り込もうとすることでしかありません。SOAの枠組みの中に、相性のよいWeb2.0の要素を取り入れて、さもすばらしい体系的定義を提唱した気でいます。枠組み越えた部分にイノベーションがあることを見失っているのでしょう。

> 「Web2の要素を取り入れたシンプルなService Orientationのプラクティス、それをWOAと呼ぼう」ということではないでしょうか。

それが「安いSOA」といっているように聞こえます(w。そう感じてしまうのはNakagomeさんも言われているように

> それまで自分たちがやってきた流れに相手を取り込もう

ということでしょうね。相性の良い部分、主には技術論ですが、ここを指摘して「だからWeb2.0はSOAの一部なんだ」という論旨の展開が見えます。

そして、

> 枠組み越えた部分にイノベーションがあることを見失っているのでしょう。

は、おっしゃるとおり。「PCはホストの一部である」と認めたところで、PCがもたらすイノベーションを分かったわけではないということでしょう。

が、そんな暗い未来を話しても袋小路に入ってしまうので、もう少し明るい話、SOA性善説で話をしようと思っています。

K.Nakagome:

> そんな暗い未来を話しても袋小路に入ってしまうので、もう少し明るい話、SOA性善説
すみません。少々シニカル過ぎる言い方だったかもしれません。しかしながら、私はSOA悲観論者ではありません。

実は私は過去に約4年間、SOAを業としてきました。今も、SO(Service-Orientation)には絶大な可能性を感じています。SOの原則のうち、十分効果があったと実感できたものも、そうでなかったものもありました。
SOの一般原則、「再利用」、「契約」、「疎結合」、「抽象化」、「構成」、「自律」、「無状態」、「発見」のうち、私が袋小路にはいっていると感じているのは「発見」です。特に、UBR(パブリックUDDI)の構想は完全に失敗したといって差し支えないでしょう。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0512/19/news057.html
いくらサービスを疎結合で再利用できる仕組みが整っても、サービスを発見できなければ意味がありません。
そこで、Web2.0のアプローチ、たとえばHarnessing Collective Intelligenceなどが、その突破口についての何らかのヒントを与えてくれるのではないかと期待しています。

ところで、急遽、明日行けることになりました。ご講演、拝聴させていただきます。

> ところで、急遽、明日行けることになりました。ご講演、拝聴させていただきます。

そうですか!ぜひ一度、お話したいと思っていたのでご挨拶させてください。デニムでウロウロしているのが僕です(w。

> しかしながら、私はSOA悲観論者ではありません。

僕もSOの概念には大きな可能性を感じています。ただ僕が悲観してしまうのはSOがもたらすモノと、それを構築するSIやベンダーのビジネスモデルの不一致です。

SOAを実現するためには、ユーザーへのパワーシフト、運用段階へのコミットメントなど、様々な変化を受け入れる必要性があります。たぶん、今の契約形態や人月を守っている限り、SOAのメリットは生まれないのではないかという危機感をいだいています。

集団知に耳を傾けられる企業がどのくらいあるのか、これが僕が考えている袋小路です。

が、そう考えても仕方ないので、今日のような場でも暗い話にならないように、分かる人には分かるようにWeb2.0を説明できたらなぁと思っております。

それでは会場で。

SOAフォーラム自体には参加したのですが、午前中だけの参加のため、鈴木雄介様の講演は聞き逃してしまいました。レジュメを拝見させていただいたら、非常に面白そうでしたので、残念な限りです。
またの機会を楽しみにしております。

 タリアセンさん、残念でした。またの機会にお会いできればと思っております。よろしくです。

K.Nakagome:

yusukeさん
ご講演お疲れ様でした。
とても面白いお話を、ありがとうございました。

> ぜひ一度、お話したいと思っていたのでご挨拶させてください。
すみません。RESをいただいていたことに気付きませんでした。
こちらこそ、ぜひいろいろお話をおうかがいしたいと思っていたのですが、
お忙しいことだろうと思い遠慮しておりました。
次の機会にはぜひご挨拶させてください。

> 集団知に耳を傾けられる企業がどのくらいあるのか、これが僕が考えている袋小路です。
今回、OASISの岡部さんが「SOAと、Web2.0的なビジネスWebの世界はどう融合されていくのか」という話題で話をされたのですが、
その中で「SaaSにおける集合知の利用」の実践についての話がありました。従来型のSOAの問題のひとつであるサービスの品質の保証がないという問題のソリューションとして、AppExchangeでは利用者がそのサービスの品質を評価するしくみが提供されているという話でした。

ところで、当日、会場で知人( http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/32proposal/01.html , http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/29wsitool/01.html )とばったり出会いまして、終了後に軽く話をしました。
「若いのによく知ってる。石原君のようなメーカーの人じゃないのになあ。同じぐらいのスキルの人4、5人集めて、コンサルやればいいのに・・・。」と、しきりに感心してました 。

また、いろいろ面白いお話を聞かせてください。

Nakagomeさん、講演を楽しんでいただけたようでうれしいです。

> OASISの岡部さん
むお。見ればよかったです。残念。そうですね、正しく評価できる場を構築するというのが重要だと感じます。

また次の機会には色々とお話させてくださいませ。

K.Nakagome:

> Gartnerは名づけが上手ですね。
またまた、すごい(笑える)acronymを発見!
W2EE
http://blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo/2006/05/w2eeweb_20_ente_a14e.html

流石、元Gartnerという感じです。
Gartner = Great Acronymizer Rather Than Normal Enterprise Researcher?

うーん(苦笑。J2EEを意識したのでしょうか、ステキな名称です。聞きに行ってみます。

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2006年04月27日 15:44に投稿されたエントリーのページです。

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