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フリーランスのススメ

 昨年12/20に個人事業主になり1年が過ぎました。思ったよりも楽だったし、なにより楽しかったというのが率直な感想です。

 楽だ、と感じるのは、良い出会いがあったため安定した収入を得られたためです。楽しかったのはブログ、雑誌、講演、案件を通じて多くの方と知り合い、いろいろな話ができたことです(そして脂肪が溜まりましたw)。


フリーランスは企業起業家ではない
 「雇われない生き方」を選んだ理由。たぶん、仕事を出す側と対等の立場になりたかったから。つまり、やりたくない仕事をやらない権利が欲しかったのだと思います。

 すごく重要なことですがフリーランスは企業起業家ではありません。あくまでも自分の能力を提供し対価を得る人間です。ここを勘違いしないでください。

 僕は案件に組み込まれ、知識を提供し対価を得ています。なにかビジネスをやっているわけではありません。だから独立するときにも大したリスクを感じませんでした。「お前が望めば雇ってやる」という人もいたし、別にそこらの会社にでも雇ってもらえると思っていたからです(いやだけど生きていくための選択としてはアリです)。


知識は個人のもの
 『フリーエージェント社会の到来』著者 ダニエル・ピンク氏インタビューでは、企業側の視点でフリーランスを論じています。「外の人に任せて社内に知識が蓄積されないリスクがある」という問いかけに対して、

知識、ナレッジが蓄積されないという問題ですが、これは企業側にとって新しく出てきた常識です。専門知識は会社に属するものではなく、本来個人に所有権があるという常識を受け入れるべきだと思います。プロジェクトで契約をするということは、そのとき必要な専門知識を、そのときだけ借りる、そのことにお金を払うという考え方に、今後企業は慣れなければならないと考えています。

と答えています。IT業界では強く実感する点です。

 これを悩んでいる会社員も多いのではないでしょうか?自分の暗黙知を会社の形式知にする、つまり誰にでもできるようにすることが使命だと感じてはいませんか?(ナレッジを秘密にする必要はありません。オープンが、自分をより高めてくれることはもはや常識だからです)。
 あなたの中に知識があるのは正常な状態です。どんどん溜め込んで、どんどん出していきましょう。


企業とフリーランスの緊張関係が良い仕事を生む
 もう1つ、企業側から見たフリーランス化の問題点として

フリーエージェント化の流れで歓迎できない点としては、企業が引き留めたい非常に優れた能力を持つ人が、容易に企業を離れてしまうことが挙げられます。その人の能力に対し、ほかに仕事のニーズがあれば、その企業に必ずしもとどまろうとしません。そういった人たちは、会社がその人たちを必要とするほど、その会社を必要としていないという状況になっています。非常に優れた能力を持った人たちは、ほかにも仕事があるので、その会社にはこだわらないのです。ベストな人たちを引き留めておいて、自分たちがその人たちの能力を活用したいときにどう備えるのか。自由に働く人たちの自主性が今、企業の悩みの種になってきました。

 ともあげていますが、それが良い緊張感を生むと思っています。良い仕事をしたいから自分を磨く、良い人材が欲しいから良い仕事(お金だけじゃない)を用意するという双方の努力があってこそ、本当に良い仕事ができるのではないでしょうか。


フリーランスのススメ
 日本の企業には優秀な人材が腐るほどいて、実際に腐っている気がします。彼らが能力を発揮するためにはフリーランスという選択肢が一番良いと思います。

 どんどんフリーランスになればよいと思います。別に仕事を変える必要性はありません。立場が変わることが重要なんです。例えば、いまの会社を退社して、すぐに人月契約してもらうのも良いはずです。年収は増えますし、個人活動も自由にできます。会社としては様々な経費が削減できるはずです。

 特に30歳前後の人はそうです。IT業界は常に人手不足ですから、雇ってくれるところは絶対にあります。日本にいれば死ぬこともありません。そんなにリスクはそんなに大きくないはずなんです。

 もしかしたら、こういう状況で一番変わるべきなのは会社なのかもしれません。フリーランスをうまく使える会社が優位になるのは間違いないでしょう。やめていく人に仕事を頼める会社が強いのです。

 
 やってみなくては何も変わりません。誰かが言ってましたが、今は動くリスクよりも動かないリスクのほうが高いのです。フリーランスになる側も、フリーランスと契約する側もです。
 お正月にじっくり考えてみてください(w。来年はより多くのフリーランスと、フリーランスを契約する企業に出会えることを祈っています。

TO フリーランスと契約する企業様
こんな僕に仕事があるときは呼んでください。なお、対等な立場なので、良い仕事ではなければ文句も言いますし断りもします(w。

TO フリーランス&フリーランス予備軍様
優秀な方と一緒に仕事したいです。業務案件が好きで、技術も好きで、なるべくなら語れる人。

いずれも yusukeあっとarclamp.jp まで。



漢字が間違ってましたorz。企業家 -> 起業家

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フリーランスのススメより。どんどんフリーランスになればよいと思います。別に仕事を変える必要性はありません。立場が変わることが重要なんです。例えば、いまの会社を退社して、すぐに人月契約してもらうのも良いはずです。年収は増えますし、個人活動も自由にできます... [詳しくはこちら]

» 会社員もよし、フリーランスもよし、自分のいたい立ち位置はどこだろう 送信元 2nd MyLife
提供側(開発側)の論理で話しているように思う。(多分そういうトピックだから、それ... [詳しくはこちら]

コメント (2)

これからフリーランスになろうとしている者です。

決めてもやはり不安は不安だったのですが、
「今は動くリスクよりも動かないリスクのほうが高いのです。」
と言う言葉に救われました。
ありがとうございます。

>優秀な方と一緒に仕事したいです。業務案件が好きで、技術も好きで、なるべくなら語れる人。
私もこれを求めています。
機会がありましたら是非一緒に仕事させてください。

syou007さん、コメントありがとうございます。フリーランスもひとつの形態。そこに至ったのは自然の流れではないでしょうか。力を抜いてがんばりましょう!

> 機会がありましたら是非一緒に仕事させてください。

はい、是非。

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2005年12月29日 14:01に投稿されたエントリーのページです。

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