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みなさん,アーキテクトをわかっていますか?

打ち合わせ強化月間につき、簡単に。
IT Proのみなさん,プロマネになりたいですか?より

「プロマネ,プロマネとおだてられているけど,実態は『現場の便利屋』に近い。何の権限もないのに,トラブルの責任だけは負わされる。正直,『これじゃ,やっていられない』と思うことがありますよ」  <中略> これだったら技術だけに責任を持てばよいアーキテクトのほうがよっぽど楽に思える

びびった。これが世の中の認識だとしたら、由々しき自体である。アーキテクトとPMをくらべて、どちらが楽と議論する時点で、かなりいけないことになっている。

ソフトウェア開発におけるアーキテクトの役割とは、「プロジェクトの構造(フレームワーク)を構築する」ことにある。家の建築家がライフスタイルの分析から家を立てるように、技術というのはビジネス目的の上に成り立っている。だから、どうしてもプロジェクト全体の構造を定義せざるを得ない。

例えば、StrutsとHibernateを使うとする。まず、自動生成が品質向上のためにも確実に必要だろう。その場合の自動生成の元ネタというのは仕様書に密接に関わる。であれば、仕様書から自動生成できれば無駄がなくなる。さらに、アプリケーション特性にあわせて、自動生成範囲を広げていくことが考えられる。StrutsやHibernateの機能を100%使い切ることはないだろう。スクラッチでPGをする部分の仕様書も、そのプロダクトの使い方にあった形で書くべきだろう。そして、それらの仕様書はテストでも使われる。
つまり、仕様検討・仕様書、開発環境定義・実装、テスト・品質管理、加えればハードウェア構成、デプロイ手順、さらに運用手順、継続開発方法などなど、そのプロジェクトのライフサイクルすべてを見なくてはいけない(というか、見ないで技術要素を決めても、破綻する)。

もちろん、すべてを独りで決める必要性はない。それぞれの専門家と連携をとりながら、すべてが緩やかに繋がっていればよいのだ。

そして、実際にプロジェクトを動かすのがPMの仕事だろう。アーキテクトが決定したフレームワークに従いながら、メンバーが動くのを把握し、フィードバックを得る。アーキテクトは、常にPMのそばにいて、現場からのフィードバックを受けてプロジェクトのフレームワークを柔軟に適用させていく。つまり、PMとアーキテクトは両輪であり、どっちが大変とか言うことはない。明確な役割分担である。

忘れてはいけない。アプリケーションを作るのは現場のメンバーだ。彼らに、能力を最大限に引き出してもらうようにすることがPMとアーキテクトの役割なのだ。

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コメント (2)

しろちび:

確かにアーキテクトは必要ですよね。
但し、
> 仕様検討・仕様書、開発環境定義・実装、
> テスト・品質管理、加えればハードウェア構成、
> デプロイ手順、さらに運用手順、継続開発方法など
> など、そのプロジェクトのライフサイクル
> すべてを見なくてはいけない

ここまでやってくれるアーキテクトはいませんね。
(少なくとも私は見たことがない)

私の会社の場合のアーキテクトは、
・自社のフレームワークのお守り
・新しいアーキテクチャ、プロダクトの技術検証
・技術的に肝となる箇所の技術検証
など狭義のアーキテクトの役割にとどまっていますね。

上記のアーキテクトのような振る舞いが出来るエンジニアは当然何をやっても成果を出しますので、個別のPJでスーパーマンとして埋没しがちになっちゃいますね。
ということはアーキテクトという肩書きはないけど、アーキテクトの役割を果たす人はたくさんいるということですね。

arclamp.jpのyusukeです。
アーキテクトは個人でなくともチームでいいはずだと思います。確かに1から10までできる人を求めるのは無理ですからね。
あと、あえてアーキテクトという肩書きがあって、ちゃんと権限を与えるのが大事なんだろうなぁとも感じます。逆に言えば、PMOの一要素としてアーキテクトを位置づけるべきだと考える必要があるのかもしれません。
プロジェクトマネージメントは難しいですね。実感中です。

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2005年05月19日 01:33に投稿されたエントリーのページです。

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