最近、とある企画を書いている。おかげで、いろいろ勉強して、書きたいこともあるけど、こちらにエントリするわけにいかないという変なもどかしさがある。なので、企画書を書くときに参考にしている「企画力」という本の紹介。去年、買った本だが、企画を書くときには、一番参考になる。
まずもって、この本は普通の企画ノウハウ本、プレゼンノウハウ本とは違っている。字の大きさや余白の使い方にも余裕があり、情報が詰め込まれているわけではない。絵も1枚も入っていない。しかし、かんで含めるように、そして、とても真剣に企画の心が書かれている。自己啓発本と言っても良いよう気がする。
著者が主張する点はいくつかあるのだが、まず大事なのは、『企画とは「世の中を、より良きものに変える」という企みである』ということだろう。そして、何を行うべきかではなく、なぜ行うべきかを重視する。つまり、企画書では、企みを魅力的に語り、そしてなぜ行うべきかを語るものなのだと。このちょっと、熱いぐらいの気合というのが、企画には実際には必要だなと感じる。
序文以降に書かれていることは、ノウハウ本にも書かれているような内容だと思う。しかし、ここまでの気合で書かれた本というのは見たことがない。だからこそ、一言一言を受け止めながら、向かい合うように企画書を書くことができる。
本書には、著者自身がつくった企画(1つの企画が例文として文中に散りばめられているので中途半端ではある)が書いてあるのだが、これも学ぶことが多い。1言ごとに、この言葉以外ではいけないという緊張感がある。
企画書を書くのには、これほど何か振り絞る必要だあるのだと教えてくれたという意味で、この本には価値があると思う。
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