JCMSとして参加を申請してたプロジェクトがGraffitoとしてIncubatorに参加した(既にJCMSという名称のプロジェクトが存在したため変更した)。Graffitoとは、「(洞穴壁などに古代人の描いた)絵, 文字; (pl.) (便所などの)落書き.」(Goo英和辞典より)という意味。

Overviewによると、
Graffito offers a complete plateform for creating, managing, and publishing content in your portal or in any other kind of java application. Graffito integrates content repositories, workflow, collaboration and personalization via existing open source projects and powerfull standards like WEBDAV.Graffito includes features like taxonomy, content versionning, fine grained access control, collaborative editing, publication workflow, scheduling, indexing, searching and more. It will also support many document types like XML, HTML, PDF, MS Office, Open office, ect.
XML, HTML, PDF, MS Office, Open officeなどの、あらゆるコンテンツに対する管理を行う。WebDAVのようにバージョニング、権限管理、共有編集、公開ワークフロー、スケジューリング、検索などを可能にする。
Portals PMCへの参加を予定しており、 Jetspeed 2 Portal Serverへの統合が予定されている。CMSではSlideが有名だが、JCRやWebDAVの実装も予定しているようだ。また、Spring IOC frameworkをベースにしており、拡張やプラグインが容易なように設計されているようだ。
ぱっと見た感じでは、かなり広範囲の実装を予定しており、離陸まではかなりの時間がかかるだろう。こうしたCMS・レポジトリ関連の実装は、ここ最近増え続けてきているが、明確なビジネスニーズを吸収するものではないので、Java実装に限らず、ソース管理以外でブレイクしたと聞いたことがない。どれぐらいのビジネス的な価値を付加できるかがポイントではないだろうか。
2005/01/11:
CMSという言葉の定義があいまいなのだと感じ、ちょっと修正。Blogのようにデータを登録して公開するものは、「コンテンツパブリッシングシステム」って感じ。一方、WebDAVみたいに、ファイルを管理するものは、「ファイルレポジトリシステム/ドキュメントマネージメントシステム」って感じ。うーん、それでも的確ではないかなぁ。
