office2003の意味
EXCEL2003の特徴の1つにXMLとの親和性が挙げられる。スタイルシートを読み込み、マッピングを行うことで、より柔軟な処理が可能になった。実は、XMLをExcelで簡単に扱う製品は、前からあった。インフォテリア社のiMaker for Excelだ。iMakerが発売したとのころ、インフォテリアの方と、「そのうちマイクロソフトと競合しますね」と話していたのだが、結局、あれから3年もの間、マイクロソフトはこの機能を搭載しないできた。マイクロソフトとしては、Infopathの構想があったことから、中途半端な機能を載せるわけにも行かず、3年という月日が流れたのだろう。
Word2003も、カスタムタグを利用することで、入力フォームのような使い方ができる。その内容を、そのままXMLに出力することが可能だ。
そして、これらのアプリケーションがWebサービスを利用できることが大きな魅力だろう。つまり、Webアプリケーションのユーザーインターフェースとして、ExcelやWordが直接使えるようになるのだ。たとえば、分析や集計は、いきなりEXCELでの操作になるだろうし、Wordをデータ入力のインターフェースにすることも可能だ。
Officeの意味が変わった
今度のOfficeは、今までとは意味が違うと思っている。Officeのような製品は、いまとなっては、ブラウザに近い存在だ。プラットフォームとして存在することで、デスクトップアプリケーションの形が変わってきてしまうことも十分に考えられる。Webアプリケーションが、HTMLベースから、XMLベースに変わっていく中で、よりリッチで柔軟なユーザーインターフェースが求められている。Flashのようなビジュアルから発展した製品と異なり、Officeはまさにビジネスツールとして発展してきている。既存の技術にとらわれずに、ユーザーに使いやすい方法を考えると、Officeも大事な選択肢になってくるだろう。
